喜・怒・哀・楽・・・ころころ変わる表情。


by rihe_kim
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『ありがとう』の連鎖。

なんだろな・・・?
普段グロ系とか暗い話が多いウチには珍しい、アゲアゲ系のテーマかな。

『ありがとう』

ふと思ったんだぁ。
私は第一子――初産の子です。長女です。
弟は二番目――長男です。


二人姉弟です。
正直一番上って言うのは、『理不尽な立場』でもあり『良い立場』でもある。
一番上で良かったって点もあるけど、一番上じゃ嫌や!!!って所もある。
まぁ、典型的なのは、『弟が悪いのに私が怒られる』って所。
コレはマジで腹が立つ。
「先に手を出したのはあいつなのに」とか「なんで私だけ怒られるの?泣いた者勝ち?」とか思ったりして、本気で殺したくなる。
それに…弟は母親に似てるのに私は別れた父親に似てる。
それがあのクソババアには気に入らないんだろうな。
私を見るたび汚い物を見る目で見るんだもん。
だから私はもう期待してないんだよ????アンタなんか大嫌いだ。



だから、ふと、「なんで私一番上に産まれたんだろう…」と、眼医者の帰りに思ったわけで。



そしたら・・・・・・・・・・・思い出した。





本当は私、初産の子じゃなかったんだ。
本当はもう一人上にいた・・・・正確にはいるはずだった。





“流産”










前に聞いた事がある。
私の前に一人妊娠したのだが流産したと言う話を。
だからその子が生まれていれば私は二番目か、もしくは生まれていなかったかだ。
明らかに後者だろう。



ふと思ったんだ。
「なんでお兄ちゃんorお姉ちゃんは…生まれてこれなかったんだろう。生まれてきてほしかったな、上がほしかったな」と思った。



だけど思った。
「でも…そうしたら私はいなかった…?」



いや、別にいなくてもいいんだけどさ。好きで生まれてきたわけじゃないし。あのクソババアもがっかりしてることだろうよ、別れたダンナ似で。


だけどこうも思った。
「じゃその流産したお兄ちゃんorお姉ちゃんは、私と弟を生かすために犠牲になったのか?」



いや、ンなわけ無いヤンね!?そんなん勝手な解釈やん!!
でも・・・勝手な解釈でもかまわへんやん。
そう思えてきてんねんから。
「・・・・・・・・・・・・だったら、ありがとう」

変な話やんね?
死んでくれてありがとうなんて、ムチャクチャ変な話やな。
でも何か『ありがとう』が溢れてきてしょうがないんよ。



だって、そういう境遇じゃなかったら産まれてなくて何もできなくてPCにもこれなくて…好きなことも出来なかったんだな。




「お兄ちゃんorお姉ちゃん、ありがとう。どこかで産まれてるといいね。幸せに生きているといいね」






そしたら不思議ね。
誰かに『ありがとう』を言うと、芋づる式にどんどん『ありがとう』が増えてくる。
「あのクソババアの事は今も許していない。当たり前だ。許す術など無い。でも…一つだけ感謝できるのなら、腹切って生んでくれてありがとう。難産になったとき痛いのに腹切って帝王切開で産んでくれてありがとう」



私と弟は帝王切開で生まれました。
難産で、麻酔もできないから痛いだろうよ。激痛だろうよ。
そんな激痛の中腹切って産んでくれてありがとうよ。


アンタに礼を言うのはコレが最後じゃ。いっとくけど許したわけじゃない。

「色々な境遇と偶然にありがとう。もし朝鮮人だと言う事を隠さず日本学校に入れず朝鮮学校に入れなかったら、楽しい思いもできなかったし朝鮮語も学べなかった。そこで『cafesta』の存在を知らせてくれる友達がいなかったら、『電版』の存在も知らなかった。『電版』の存在を知らなかったら小説を書いていなかった。小説を書いていなかったら私は死んでいた。小説を書いていなければみんなにも出会えなかった。……こう考えると、一つ一つが本当に奇跡ね。ありがとうね。ありがとうね」





『ありがとう』
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by rihe_kim | 2006-06-30 22:32 | 日記